The change of life
更年期のことをそういうらしい。
今年いよいよ大台にのる私もそろそろなんだろうなぁ。
一年半くらい前に体調をひどく崩し、
更年期を疑って診てもらったけれど、
それ特有の「ホットフラッシュ」や
「月経不順」などは全くないので、
ホルモンバランスの乱れはない、
更年期ではないと断言されてしまった。
「じゃあ、このイライラや落ち込み、
起きられないほどの不調は何なんですか？」
医者の答えは「心療内科へ行きなさい」だった。
結局そうはせず、時間と共に少しずつ回復していった。
あの時の不調は、単に環境の変化と
仕事のストレスからだったのかも知れない。
今も、更年期らしい具体的症状はほとんどない。
まぁ子どもが怒らせるとキレるけど、
今に始まった事じゃないし（笑）。
でも、明らかに40代前半の頃とは体も気持ちも変化した。
無理がきかなくなり、仕事の効率も根気も好奇心もダウンした。
今までの私ではない私になってしまったような感覚。
最初はこの変化に戸惑い、かなり焦った。
以前は、たいていのことは「やればできる」と思ってた。
そして、何よりも「やりたい」という思いがいつもあった。
何か、今の私はちょっと違う。
たぶん、次のステージへの大きなステップなんだろうな。
一般的に見れば加齢はマイナス要素ばかりかもしれないけど、
ホントは違う。絶対そうじゃないよね。
これからこそ、本当に人生の実を結ぶ季節に入っていくのだろう。
自分の時間と能力の限界を知っているからこそ、
何に手をつけ、何をあきらめるべきかシビアに見極めることができる。
若さという輝きを失うからこそ、本質が問われる。
自分の顔も物腰も培ってきたものを醸し出すのだから。
「The change of life」はある意味、もう一度与えられたチャンスかも。
今までの生き方を問い直し、軌道修正し、本当の自分の姿になるための。
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Power to change your life
もういっぺん読んでみようと思います。
