Dawn of Peace
9月18日は抗日記念日であり、次男の誕生日でもある。
1996年、台湾から返還前の香港へ渡り、半年後出産。
あのときも今年と同じように尖閣諸島問題で、
日中関係が緊張してた時期だった。
七転八倒の出産を終え、病室に帰って見たニュースは
その話題ばかりで、正直心が重かった。
主人が、日本から来てくれた両親を飲茶に連れて行ったけど、
相席の人は尖閣諸島活動家の死を伝える新聞を広げていて、
とても日本語で会話できる状況ではなかったそう。
日本と中国は国交正常化の後も、様々な問題を残したまま
微妙なバランスで関係を保っている。
日頃どんなに日本製品や日本食や日本アニメが歓迎されていても、
いったん事が起こると、関係は一気に冷え、緊張が走る。
けれど、神様は私たちを選び、この国に遣わされた。
国と国がどんなであって、どんなになっても、
この国を愛し、人々を愛し、平和の福音を宣べ伝えるようにと。
毎年、次男の誕生日を祝うたびに、宣教の思いを新たにする。
彼の名前は、「平和の夜明け」という意味でつけた。
キリストが来られて、本当の平和がもたらされるまで、
私たちは平和をつくる者として、この地で生きていこう。
まことに、私も私の父の家も罪を犯しました…
ああ、主よ。どうぞこのしもべの祈りと、
あなたの名を喜んで敬うあなたのしもべたちの祈りとに、
耳を傾けてください。(ネヘミヤ1:6、11)