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今日の恵みを忘れないために

わたしを聖なる者としなかった(民20)

荒野で水がないとつぶやく民からのプレッシャーを受けたモーセとアロンは神に求め、「杖を取れ…会衆を集めよ…彼らの目の前で岩に命じれば、岩は水を出す」という約束をいただく。そこで、彼らは主が命じられたとおりに杖を取り、会衆を集めた。(9-10)そして、モーセは「杖で岩を二度打った」。当然のように水がわき出て、会衆も家畜も飲んで潤った。

しかし、彼のしたことは神の裁きを招いた。モーセとアロンは約束の地を目前にしながら、そこに入ることはできないと告げられる。「あなたがたはわたしを信ぜず、わたしをイスラエルの人々の前に聖なる者としなかった。(12)」

モーセが岩をたたいたことは、一見するとちょっとしたミス、ついうっかりのようにも見える。40年も苦労に苦労を重ね、民を導いてきて、ようやく目の前に約束の地が迫ったところでこんなに厳しい結果を招くなんて、不公平な気もする。でも、違うんだ。神さまは知っておられた。モーセの心を。

「わたしの命令に逆らったから(24)」
どんなにしらばっくれても、表面的にはたいした違いでなくても、「命じられたとおりにしない」ことは、「逆らう」のと同じ。人々の前でモーセがすべきであったのは、神さまが水を与えてくださる方であると示すこと。でも、たえずクレームばかりぶつけてくる民へ、たまったうっぷんを晴らすように、まるで自分の力を誇示するように、岩を二度打った。そして、神さまの栄光を横取りしたんだ。

人々の前に神さまを聖なる者とする

間違ってはいけない。自分のやり方にこだわったり、自分の能力を表そうとするな。ただ、主が何と言われるかを聞いて行動に移せ。

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