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今日の恵みを忘れないために

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かつてこのタイトルでブログをしてましたが、5年前に宣教地を移ることになり削除しました。その後、レポートを「りせんとり」と名づけ母教会に送っています。以下は8月末に送った「りせんとり」の抜粋です。

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いつもみなさんのお祈りをありがとうございます。夏休みも終わりに近づき、田舎に帰っていた子供たちが●市に戻って来て、マンション中庭もにわかににぎやかになってきました。

以前ならば香港空港に着くなりフードコートに駆け込んで、エビワンタン麺を食べ、香港式の濃厚なアイスミルクティーを飲んで「帰ってきた」を実感したものでした。けれど、今はそこからの道のりも結構長く、もう一回イミグレを通り、●市のバスに乗り換えて、自分の住んでいるマンションが目に入ったときようやく「あ〜、帰ってきた」と思いました。

たった二週間でしたが、知らず知らずのうちに日本での快適な生活に慣れてしまったようで、こちらの感覚に戻るのに少し苦労しています。一つはインターネット環境。接続速度の遅さもさることながら、当局の規制によってグーグルのすべてのサービス(Gメール・マップ・検索・翻訳など)が使えないのはストレスです。対策としてVPNで接続して使っていましたが、なぜかそれも現在使用不能。別のサービスの無料トライアル版でしのいでいます。こういう意味のない(ように見える)時間の無駄は、おそらくどこの宣教地にもつきもので、いちいち怒っていてはきりがなく、それを受け入れ、笑い飛ばせるくらいにならないといけないとはわかっているのですが。

●市へ戻ってからギャップを埋めるのはちょっと大変でしたが、今回の帰国は心身ともにやや弱っていた私にとてもタイムリーな癒しの時間でした。時間的には全然ゆっくりできなかったけれど、質の良い品物とサービスが提供され、秩序と保証のある社会では、緊張せずに気持ちよく生活できることを再確認しました。

けれど、そんなすばらしい日本も、神を排除した世界であることに変わりありません。だから「βασιλεία」なんですね。理不尽なことがまかり通り、ぼやぼやしていると損をする、努力が報われない、人の命さえ「面子」や「金銭」よりも軽く扱われることの多いこの国では、なおさらです。

私たちはマナーやより良い生活スタイルを教えに来たのではありません。ましてや、国や社会を改革することが目的ではありません。願いは「βασιλεία」であり「JOYFUL HOUSE」です。神の国、神の領域をこの地上で垣間見ることをゆるされるのは、クリスチャンが神様と交わるとき、神と共に生きている姿を通して実現します。どんなに快適で洗練された環境でも、どんなに劣悪で圧迫された境遇にいても、私たちの賛美と、祈りと、礼拝が、天と地をつなぐ場となるのです。

神様が与えてくださった2週間を感謝します。祈りで支えてくださった皆様に感謝します。計画していた訪問ができ、両親の様子も確認しました。母の病状は少しずつ進行していますが、父が元気で頑張っているので、もう少しこのままいきそうです。私の体調は回復し、とても元気になりました。ただ、倒れる前も絶好調だったので、同じことにならないように気をつけます。

私たちが帰った日、主人と次男はキャンプで留守でしたが、家はきちんと片付いて掃除もできていました。日曜日午後からキャンプと合流して諸教会合同の賛美集会があり、HY・XB・ZX・YLと一緒に香港へ出掛けました。YCがメインボーカルで「Christ is enough」を賛美しました。「キリストで満足」「従うと決めた」「振り返らない」兄姉全員が、この歌詞を本気で告白として歌えるクリスチャンに育っていってほしいです。

正しい者は、なつめやしの木のように栄え、レバノンの杉のように育ちます。
彼らは、主の家に植えられ、私たちの神の大庭で栄えます。(詩篇92:12-13)

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