あなたがあなたである理由
「人生を導く5つの目的」2日目を読んだ。
最後のラッセル・ケルファーの詩の中で
心に響いたことば。
あなたは神が望まれた通りの姿をしているのです。
あなたがあなたであるのには理由があります。
体強くない。気持ちもあんまり強くない。
まぁまぁ人とおしゃべりはできるけど、決して社交的ではない。
歌は好きだけど、上手いというほどではない。
お料理もするけど、盛りつけが下手くそ。
もし履歴書を書くとしたら、特技や資格の欄に書くことが何もない。
何もかもが中くらい。
でも、神様は、そんな私を造られたのだ。
そして、そんな私を選び、主の働きをゆだねられた。
だから、人と比べたり、同じであろうとする必要もない。
私は私。
ただ、神様がこの私に望まれていること、
そのことに意識をおいて、生きていけばいい。
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なでしこJAPANキャプテン澤穂希選手が
「ホンマでっかTV」の人生相談で、
「リズム音痴をなおしたい」と相談していた。
ブラジル体操もみんなと合わず、
「アルゴリズム体操」はNGの連続。
チームでリズム感のあるメンバーは
ドリブルのステップも上手いので、
自分もそうなれたら…とのこと。
さんまは「リズム音痴の人がサッカーうまいはずない」と
突っ込んでたけど、その場でいろいろテストされた結果、
やはり正真正銘のリズム音痴のよう。
評論家の先生たちとのやりとりで、
最終的に導き出された結論によると、
彼女は人に言われた通りの動きや、
人と同じ反応ができないだけで、
自分自身独特のリズムがあるということ。
もし、人と同じようなリズム感を得るために練習をすると、
脳のシステム自体が変わってしまい、今持っている独自性や、
今まで築き上げてきた感覚が失われる可能性があるそうだ。
何と、彼女が弱点・悩みだと思っていた部分は、
彼女が彼女であるために不可欠のものだったのだ。
他の人と違うことが強さであり、彼女の傑出した能力だったといえる。
また、意外だったのは、彼女の運動能力が
平均的にすぐれてはいるけれど、
ずば抜けている部分はなく、
どれも「一番」になったことはないそうだ。