日本にない便利なもの

外国に住んでると、何かと日本のようにはいかないという不便もあります。でも逆に、日本にはない便利なものにも出会えます。日本のように法律がきちんとしている国では、申請や手続きに時間がかかって、まだ実現していないのかもしれません。また、規制が厳しくてムリな場合もあるでしょう。

ここで重宝しているものの一つに「滴滴」があります。自家用車を登録してタクシー運転手になる…みたいなものでしょうか。利用者はスマホアプリで自分のいる場所と行き先を打ち込めば、近くにいる滴滴車のドライバーに振り当てられて、そこまで来てくれます。料金は普通のタクシーよりも安いです。

まずスマホアプリで滴滴車を呼びます。すると、スマホ画面にはドライバーさん・車のナンバー・車種と、地図上の車の現在位置が示され、ドライバーさんから電話で乗車場所の確認があります。車がマンション下につく頃に降りていけばOKなので、時間のロスがなくてグッドです。

我が家も子供たちが毎日学校へ行くのに利用しています。「学校行くのにタクシーなんてぜいたくな」と思われるでしょうが、ここは日本と違ってバスが時間通りに来ないのです。子供たち、何度遅刻したことか。おまけに乗っていた唯一の路線が廃止になり、しかたなく毎日タクシー（普通の）に乗って行くようになりましたが、朝、つかまらないのです。来ないのです。来たら取り合いなのです。

そんなところへ、「滴滴」が始まったというニュース。何とタイムリーなのでしょう。「子供たちが毎日時間通りに学校へ行ける交通手段を与えてください」と祈っていたので、本当に神様が備えてくださったと感動し、感謝しました。

客が車を選ぶことはできないので、車の良し悪し（新しさやお手入れ具合）や、ドライバーさんにも当たりはずれがありますが、許容範囲内です。安全面については、一度だけ怖いニュースを聞きましたが、以降まったく事故の話などもないので、大丈夫でしょう…。

11月から完全合法化された（つまりそれまでは違うかったってこと）らしいけれど、いろんな「？」な新ルールが加わったと日経新聞の記事で読みました。また、合法化にともなってか値段も以前のような割引がなくなり、お得感が減った感じ。とはいえ、我が家は今日も便利に使わせてもらっています。

写真は記事とは関係ありません。なんつってw
今更ながらLINEカメラのコラージュを試してみた。できた。以上w