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今日の恵みを忘れないために

Term Break と アルケミスト

先週子供たちの三者面談でした。3way goal setting conferenceと言って、子供たちがこの学年の目標と、達成のための具体的プランを話すというものです。二人の息子たちは性格も得意な分野も全く違いますが、それぞれ自分の課題とどうすべきかはわかっているようです。あとはそれをどう実践していくか。あんまりガミガミ言わずに見守っていきたいです。

その後前期の中休みが6日間ありました。自分の仕事はいつも通りですが、親も気持ち的にちょっとリラックス。朝飲茶に久しぶりに親子で行き、のびのびになっていたヘアカットも三男と一緒に行きました♪

「のびのびになっていた」理由は、行きつけの美容室が改装工事のため休業中だから。代わりの美容室を探すといっても見当もつかず…。そこで登場したのが「美団」というクーポンアプリ。近所でよさげな美容院を見つけ、二人で79.8元という驚異的な値段で、きっちりシャンプー&カットのみならず、マッサージや耳掃除まで念入りにしてくれました♪

月曜日、いつものようにSQ&SLのチュータリングに。帰り際、「明日休みとったから来なくていいです」とSQパパ。突然のオフ(夕方だけだけど)♪神様が与えてくださったお休みを感謝しました。

それで読んだのが「アルケミスト」。三男が中二で日本人学校から現地校に転校した直後、読書課題に出された本。日本人の中二の英語で突然本一冊読めって言われても…と、意味をつかむ助けにと日本語訳を購入。でも、たぶん本人はどっちも読んでいない(笑)。

この本が世界のベストセラーだったと知ったのはつい最近。実は「聖書」について教えるために、「世界のベストセラー」というテーマで調べていて、この本も入っていることを知りました。

読んでみて、確かに面白かったです。少年がピラミッドの宝を探して旅をする物語ですが、ストーリー展開の楽しさとは別に、示唆に富んだフレーズがちりばめられていて、読む人の心をつかみます。

キリスト教的思想が濃く、聖書や神様についてもよく出てきますが、その世界観はナルニヤ国物語のようにはっきりとしたものではなく、「不思議な力」「大いなる魂」と描かれているものも、汎神論的で漠然としています。

今著者パウロ・コエーリョについてちょっとググってみたら、カトリック信者とありました。神様や人生について真剣に向き合いながら、人間側でもがいている感じや、宇宙の「助け」「前兆」が自分の意志とはつながっていない感覚は、そこから来るのかもしれません。

お話としてはとても面白かったけれど、「夢を実現させるバイブル」的に読むのは違うと思います。ノンクリスチャンなら100%そう読むでしょうが、クリスチャンも聖書に関連することがたくさん出て来るだけに、かえって理解がややこしくなりそうです。

まだこの本を読んでいない三男ですが、あえて勧めないことにします。

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