インセンス 黙8
世界の1/3にダメージを与える出来事が起こると聖書は予言する。
一昔前ならば「一体どうやって?」「あり得ない」と
神を知らない人々は笑い飛ばしたことだろう。
しかし、今この核の時代に生きる私たちにとっては、
それは「信じ難いこと」ではなく、十分現実となりうる話だ。
事の発端は、天使が地に投げつけるアロマポット。
そこには、正しい裁きと主が再び来られることを待つ
聖徒たちの願いと祈りが満ちている。
私たちの祈りは、音もなく静かにくゆる香の煙のようでありながら、
その強い香りを持って御前に立ち上って、絶えず主に訴える。
「主よ、来てください。」
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待ちこがれる者にとっては、長すぎると感じる時間。
けれど、主は答えて言われる。「すぐだ。」と。
私たちは知っている。主が何を待っておられるのかを。
すべてが整えば、もう一度この地は揺り動かされる。
弟子たちが地の果てにまで出て行き、
すべての造られた者がその証言を聞くこと。
主のためにいのちをささげる者がその数に達すること。
私たちが主の帰りを待つ間にすべきことは、
ただ主のために生き、主のために死ぬこと。
そのために今日も祈りに火をつける。
この願いが、立ち上っていく香りとなって、御前にとどくように。